今回は、浴室の壁の1面に黄色いシートが貼ってあったのですが経年劣化で痛んできて補修が必要なレベルになってきているのでこちらを剥がし、リアテックシートと言う防カビ、防湿、防汚れに対応したシートを全面に貼っていきます。
こちらのシートは粘着力も強くしっかりと定着するので、水回り等のリメイクに適したシートになっています。今回貼るシートは白い大理石調のシートと1ポイントで1面の壁面は茶色の大理石のシートを貼っていきます。
まずシートを貼る前に下準備をしていきます。シートを貼る際に邪魔な照明や換気扇などの壁に付いている付属品を取り外していきます。こちらはシートを貼った後に再び取り付けるのでネジ等の部品はなくさないように気をつけて保管しておきます。
壁に付いている付属品を取り外したらシートがしっかり定着するように壁をきれいに掃除しておきます壁に石鹸カスなどが付いているとシートが定着しないので目に見えない汚れもしっかりと洗っておきます。そして元々貼ってあった黄色いシートも剥がします。こちらを剥がしたらシートの糊面がけっこう壁に残ったのでこちらも剥離剤やスクレーパーで壁面にデコボコを残さないようにきれいに剥がします。こちらの作業を怠ると新しくシートを貼った時に跡が出てしまい仕上がりが悪くなるので面倒でも丁寧に剥がします。
下準備が終わったら壁の縦横の長さを測りシートを測った長さのプラス5から10センチ大きいサイズで切り出しておきます。なるべく貼るシートはこのようにカットしておいた方が作業するときに失敗が少ないです。
そして次にシートを貼る作業に入っていきます。シートを上から10センチ程度粘着面の上をめくり全体をまっすぐになるように調節しながら上の方を貼り付けてスタート位置を決めます。スタート位置が決まったら下紙をはがしながら空気が入らないように壁に定着させていきます。シートを貼る面に窓枠などの出っ張った部分があるときは少し余裕を持ってシートを切り出して出っ張った部分をかわしながら下に貼っていきます。後から余分にはみ出た部分をカットするのでその時に窓枠などの出っ張った部分の切り出し口を調節したほうがぴったりと貼れます。1面貼り終わったらその都度はみ出た余分な部分を定規などを使って切り取っていきます。このような要領で他の面も貼っていきます。
全面が張り終りました。今回、1面はワンポイントで色の違うシートを使用しています。
シートを貼り終わったらシート同士の切り口の端にマスキングテープをして、今後使用していくうちにはがれてこないようにコーキングをしておきます。
コーキングが終わったら作業前に取り外した浴室の付属品を再び取り付け作業前と同じように使えることを確認して作業完了です。
今回コダキさんが使った物はこちらです。
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