KODAKITAKASHI.COMでは、以下のリフォームを提案してます。
*賃貸経営で重要な「割安でコスパの良い」おすすめリフォーム例をまとめてみました。
<目次>
1.柱などは白色に塗装しよう
こちらは、築20年ほどのアパートの一室です。
汚れや傷のある古びた柱や窓枠などが、なんとも言えない昭和感をかもし出してます。
この昭和感をなくすために、柱や天井などの木材部分を白色に塗装します。
<基本材料>
- シーラー100+(下地剤)*原液のまま使用
- ノボクリーン(白色塗料)*原液のまま使用
- ハケ、ローラー
- 養生テープ
- マスカー
- ハサミorカッター
↓参考記事として、こちらをご覧ください
<方法>
- 塗装部の掃除、パテ埋め
- 養生
- シーラーで下塗り
- ノボクリーン(白色)で塗装
- ノボクリーン(白色)で2回目塗装
- 養生を剥がす
このような流れで、塗装します。
ノボクリーン(白色)で塗装をすると、ツヤツヤとした光沢のある質感に仕上がります。
光沢のないマットな質感を目指す場合は、ツヤなしの塗料を使うといいでしょう。
最近だと「ミルクペイント」という少し高めのツヤなしのいい塗料があるので是非試してみてください。
2.和室から洋室に変えよう
築年数の古いアパートや戸建て住宅には、畳が敷いてある和室がほぼ必ずあります。
畳の和室は、おばあちゃんの家に行った時のような懐かしさや落ち着いた印象を受けるかと思います。
日本人にとって、畳は馴染みが深く、畳があることでアパートなどの賃貸住宅の入居率が上がると思うかもしれません。
しかし、
畳が主流で人気があったのは、今や昔の話です。
アパートなどの賃貸住宅においても、同様に、畳のある和室が入居の条件になることは少ないのです。
そこで、KODAKITAKASHI.COMでは、
アパートなどの賃貸住宅において、基本的には和室を洋室に変更するリフォームを行っています。
もちろん、お子さんのいる家族など、畳の部屋があるといい場合もありますので、ファミリー向けの3DK、3LDK以上の部屋の多い間取りの場合は、畳を残すこともあります。
洋室に変更した場合でも、
畳が好きな方は、畳のマットなどをホームセンターなどで購入して、畳の雰囲気を楽しめるので、和室を無理に残す必要はないのです。
さて
実際に、どのようにリフォームしていくのか解説していきます。
<方法>
- 畳を剥がして、撤去。
- 畳の厚み分、底上げが必要。その高さを測る。
- 根太、コンパネ、フロアタイルなどの仕上げ材の厚みを考慮して、材料購入。
- 根太(ねだ)を打ち付ける。
- 根太の上に、コンパネ板を打ち付ける。
- コンパネ板の上に、フロアタイルorクッションフロアなどを貼り床を仕上げる。
↓参考記事として、こちらをご覧ください
こちらの記事では、畳を撤去した後の床底の上げの方法を紹介してます。
床の仕上げ材には、フロアタイル、クッションフロア、フローリング、板張りなどあります。
それぞれに特徴がありますが、
おすすめは、フロアタイルです。
KODAKITAKASHI.COMでは
フロアタイルは、「リビング・キッチン・寝室」などに
クッションフロアは、「トイレ、脱衣場、洗面所」などに
使うことが多いです。
↓フロアタイル貼りの参考記事として、こちらをご覧ください
◆フロアタイルのメリット◆
- タイルの部分交換が可能なため、補修作業の手間が少ない(クッションフロアだと、一部分が痛んだ場合、全張替えが必要となる)
- 木目調から大理石調など、いろいろな種類と色がある
- 質感がしっかりしており、高級感や清潔感がある。
◆フロアタイルのデメリット◆
- フロアタイルはクッションフロアよりも値段が高い。
サンゲツのフロアタイルをよく使いますが、いろいろな種類があるので、いろいろ調べてみると面白いです。
<材料>
- 根太(ねだ)
- コンパネ板
- 釘orビス釘
- フロアタイル
- ↓フロアタイルを貼る接着剤
余り材が出た場合は、押し入れや靴箱の底板にに貼ったりしてます。
毎回、同じ品番の床材を使うことで、余ったら別の部屋で使うことができ、無駄がなくなります。
3.水栓カラン(キッチン、洗面、浴室)をシングルレバーに交換しよう
築年数の古いアパートや戸建て住宅に住むと、必ず不便に思うのが、水栓カラン(蛇口)です。
このような昔ながらのカランは、温度や水量の調節が難しかったりします。
水回りの設備は、普段頻繁に使うものなので、
使いやすい「シングルレバーの水栓カラン」に交換することで、住む人もストレスなく生活できます。
また、新品のカランに交換すると、輝くカランが清潔感を演出し、内覧時の印象アップにつながります。
<カランがある場所>
- キッチン
- 洗面所
- トイレ
- お風呂・浴室
キッチンは、壁付きタイプの水栓カランが多いので、同じように壁付きのものを取り付けるのが良いです
*カランを選ぶ際は、水が出る部分(うで?)の長さにも気をつけて購入してみてください。
洗面所のカランも、既存のものとサイズや取り付け穴の幅など、よく調べた上でご購入ください
浴室のカランも、既存のものとサイズや取り付け穴の幅など、よく調べた上でご購入ください
4.照明を設置しよう
賃貸アパートでは、照明が取り付けてない場合(部屋を借りる人が自分で購入して取り付けする場合)が多いです。
しかし、
内覧時に部屋が暗い印象を持たれるよりもいつ内覧があってもいいように部屋には、
照明を大家さん負担で取り付けておくことをオススメします。
もちろん入居時にも照明付きで引き渡しします。
写真のような昔ながらの蛍光灯の照明はもちろんNGです。
最近のLEDの照明を選びましょう。
↓おすすめの照明はこちらです
アイリスオーヤマ の照明は、安いほうなので、オススメしてます(最近は値段が高くなってきたが)
さらに、「クリアフレーム」という照明の周りに透明の輪っかがついているものの方が
明るく、見た目もスッキリして、少し高級感があるのがポイントです。
照明はケチって8畳の部屋に6畳用などの小さいものをつけると
明らかに暗いので、部屋の広さにあった照明を選びましょう。
また、おしゃれで変わった照明をつけると
意外と印象が良くなかったりするので、無難なデザインの照明をつけましょう。
↓照明取り付けの参考記事は、こちらをご覧ください
5.カッティングシート、リメイクシートでリメイクしよう
カッティング・リメイクシートは種類が多く、種類によっては色や質感などさまざまです。
カッティングシートを貼ると新品のように蘇ることに感動しますよね
↓カッティングシート貼る前
↓カッティングシート貼った後
ドア、下駄箱、窓枠、クローゼット扉、浴室の壁
など、カッティングシートでリメイクできる部分は多くあります。
カッティングシートが貼れるところは、塗装もできる場合が多いので、
どちらにするか、どちらが綺麗に仕上がるのか考えてから施工しましょう
<方法>
- 施工箇所を中性洗剤などで洗浄
- 洗浄しても取れない汚れや凸凹をヤスリで平らにする。
- カッティングシートの模様の向きなどを確認
- カッティングシートを施工箇所の長さに切る(それぞれ5cmほど余裕を持って切る)
- カッティングシートを貼る
- 余分なシート切り落として完成
構造上のカーブや凸凹のある場合は、ヒートガンでシートを伸ばしながら貼ります
(*安いシートだと、ヒートガンをあててもうまく伸びない場合があります)
↓参考記事は、こちらをご覧ください
6.玄関鍵は電子錠(スマートロック)でキーレス管理にしよう
アパートなどの賃貸住宅でも
最近、電子錠・スマートロックのような暗唱番号を入力またはカードをかざすことで
鍵を開け閉めできる鍵を取り付けした玄関ドアが増えてきました。
<電子錠・スマートロックのメリット>
入居者側 | 管理側 |
|
|
↓下記の電子錠は、「LINKEY(リンキー)」という製品名で、
- 暗唱番号とカードでの開け閉めが可能
- ユーザーモードとマスターモードがあり(入居者さんの番号と管理の番号)の2種類を登録できる。
- いままでの普通の鍵を使用することも可能
- 付属サービスを利用すると、遠隔操作も可能
- 電池式
- 表側に取り付ける本体と裏側に取り付ける本体で扉を挟むように取り付けるので、しっかし固定できる
などなど、意外と使い勝手がよくおすすめです
<材料>
- LINKEY本体
- シリンダー(既存のものが対応してない場合)*1
- バックセット*1
- ドライバー
*1 メーカー推奨は、MIWAとGOALの対応製品です。
既存のシリンダーが使えるのか確かめてから、取り付け作業を行いましょう。
↓LINKEY取り付けの参考記事は、こちらをご覧ください
基本は、開き戸用の電子錠ということですが、引き戸にも取り付けることができます(メーカー推奨ではない)
7.細かな部品は塗装でリメイクしよう
建具や収納棚の取っ手、ドアのぶなど、
カッティングシートでは、リメイクの難しい複雑な形の部品は塗装して修繕しよう。
もちろん、新品に交換という方法もあり、その方が手間が少ないこともあります。
塗装してリメイクすることで、既製品にはない色合いや質感にすることもできるので、
これはDIYの醍醐味ですね。
どちらにせよ、綺麗に清潔感を出すことが大事なポイントです。
塗装した部分がすぐに剥がれるようでは、クレームになるで、正しく塗装していきましょう。
<方法>
- 部品を取り外し、部品を紛失しないようにまとめる
- 部品を中性洗剤などで洗浄し、余計な油分や汚れをとる。
- 2の洗浄で取れない汚れや表面の凸凹はヤスリで削り整える
- 下地用の塗料を塗る(金属、非金属の用途を確認)
- 仕上げの塗料を塗る
- 仕上げの塗料を塗る(2回目)