今回は表面に傷のついてしまった電子ロックキーの補修を行います。こちらの電子ロックキーは経年劣化により表面に細かい傷がいくつも付いてしまっていて使用上は問題ないのですが、見た目からも古さを感じてしまい印象があまり良くありませんので表面を元のきれいなパネルに戻すように補修を行いたいと思います。


まずは傷や劣化の確認ですがタッチパネルの表面に細かい傷が付いているのと金属部分の塗装が膨らみ表面がボコボコしているのでこちらの2点を補修していきます。
まずは表面の全体をサンドペーパーでならしていきたいと思います。こういった表面のつるっとした面をサンドペーパーで補修する場合は、まず番目の荒いサンドペーパーで表面の傷ごと削りとっていきます。この時に表面の傷が消えないまま次の工程に進むとそこから先は表面の傷を消すことが難しくなるのでこの作業の時にしっかりと消しておきます。表面の傷が消えるようにしっかりとサンドペーパーをかけたら次にだんだんと番目の細かいサンドペーパーを順番にかけていきます。サンドペーパーは基本的に番目を上げる場合は前の番目の数の倍に近い番目のサンドペーパーをかけていきます。今回はまず最初に150番のサンドペーパーをかけたので次は240番のサンドペーパーをかけます。サンドペーパーの番目を上げる前にサンドペーパーをかけている面をしっかりと拭き取ります。こういった作業を繰り返していき最終的には1,500番のサンドペーパーまでかけます。今回使ったサンドペーパーは耐水ペーパーといい、ペーパーの番目が細くなるにつれ目詰まりを起こしやすくなるのでそれを防ぐためにペーパーを水につけながらサンドペーパーをかけていきます。こういった工程を水とぎいいます。






サンドペーパーをかけ終えたらまだ表面がマット状になっているので最後にコンパウンドと呼ばれるものを表面に塗り、布などで表面を磨くように拭いていきます。そして最後に乾いた布で表面を拭くとだいぶ表面が綺麗になりました。



そして、次にこのままでは表面が何もコーティングされていなく耐久性に問題があるので表面をクリアの塗料でコーティングしていきます。
クリアの塗料で表面をコーティングするのですがこの時に1回目で塗料を厚く塗りすぎると塗料が垂れてしまったりして作業が台無しになってしまうので、なるべく薄く数回に分けて塗料を塗装していきます。



次に表面を磨いたときにはげてしまった金属部分の黒い塗料を塗装していきます。黒い金属部分以外をマスキングテープでマスキングし黒スプレーで塗装していきます。この時もクリアスプレーを塗装した時と同様、厚くなりすぎないように気をつけて、2回に分けて塗装します。


塗装が乾いたらマスキングテープを剥がして塗り忘れや塗装がはげてしまったところがないかを確認して作業完了なのですがいちど電子ロックキーをつないで電池を入れて動作を確認してみます。今回の目的は電子ロックキーの表面の傷を補修することだったのですが補修作業をしたことによってタッチパネルが反応しなくなったりしたのでは意味がないので動作をしっかりと確認しておきます。

今回補修した内容はなにぶん初めてやった作業で補修内容はともかくとして作業時間が少しかかりすぎていたので、今後こういった表面の傷が発生した電子ロックキーが複数出た場合の効率良い補修作業の仕方や補修後に、今後使い続ける場合の耐久性の向上などを試行錯誤して、複数台をより効率よく補修する方法を考えて、また紹介させてもらえればと思います。
今回コダキさんがつかったものはこちらです。
サンドペーパー(耐水ペーパー)はこちら
クリアスプレーはこちら
ブラックスプレーはこちら
コンパウンドはこちら